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ダウンライトのあれこれ

2025.10.14 建築コラム

こんにちは。atelierSUBACOのコーディネーター玉岡です。

 

今回はダウンライトについて書きたいと思います。
照明メーカーのカタログを開くと、
ダウンライトについてのページだけで約100ページ程使われています。

一般の方はあまり目にすることのないカタログですが、
たくさんの種類のダウンライトが掲載されています。

見れば見るほど沼にハマっていくような種類の多さです^^

ダウンライトを使い分けると、空間の印象はがらっと変わります。
色々あるダウンライトについて、いくつか紹介させていただこうと思います!

●光の広がる範囲

こちらは「拡散タイプ」と「中角タイプ」の違いです。

同じ60W相当のダウンライトでも、横に広がって落ちるか、狭い幅で落ちるかで
これだけ印象がかわります。
空間を全体的に明るく見せる拡散型と、人が動くスペースだけを照らしたり
壁を間接照明のように照らしたりする中角タイプ。

 

●壁からの距離の違い

これも同じダウンライトですが、壁からどれだけ離すかをあらわした写真です。
どのダウンライトもこの距離に対してこのイメージが適応されるわけではなく、
使うダウンライトの器具の明るさや広がり方によって変わります。
壁を照らすようなレイアウトする際にチェックするポイントです。

 

●グレアレスダウンライト

グレアレスダウンライトとは、鏡面の反射板を使って光源の眩しさ(グレア)を抑えたダウンライトです。
点灯している時の天井のポツポツした明るさもなくなり、すっきり見せてくれます。
眩しさを抑えるだけでなく、窓ガラスにも反射しない為
ノイズレスなとても落ち着いた雰囲気になります。

 

●コンフォートダウンライト


こちらはグレアレスダウンライトまではいかないですが、
光源を筒の上のほうにもってくることで角度的に目線に入る光源を減らすものになります。
左のパネルダウンライトが、一番安価で標準的なもので、右がコンフォートダウンライトです。
点灯イメージも煌々としているというよりは、ふわっと照らされていて優しい印象です。
パネルよりは値段があがりますが、グレアレスダウンライトよりは抑えられます。

 

●ピンホールダウンライト

こちらはスポット的に照らしたい場所に対して使います。
光の溜まりが出来てとても綺麗なので、他の照明と光が混ざらないように使いたいですね。

●ユニバーサルダウンライト


角度が変えられるダウンライトです。だいたい30度くらいの可動域です。
絵を照らしたり、手元やお顔を照らしたい時に取り入れたりします。

 

●小さいダウンライト


標準的なダウンライトのサイズはΦ100です。
小さくなるほど値段が上がるので、
キレイに見せたいところだけΦ75を取り入れたりします^^
Φ50というラインナップも種類が増えてきています。
Φ75なら小さくなっても明るさはほとんど変わりません。
Φ50はさすがに少し明るさが小さくなるようです。(KOIZUMIのカタログ情報)

 

●角形ダウンライト

SUBACOではあまり採用することがないですが、
角形のダウンライトもあります。こちらは木目仕上げ。
和モダンなおうちに取り入れたらかっこよくなりそうですね!

 

●ランプタイプダウンライト

ダウンライトはLEDランプが交換できないものが主流です。
ですが、一応ランプ交換型も用意はございます。
LEDはおおよそ40,000時間点灯することができる為、
必要な時間だけつけるように使用していれば住んでいるうちに1回交換があるかどうか程度になります。
ちなみに40,000時間でぷつっと切れるわけではなく、効率が落ちて徐々に暗くなっていくそうです。
LEDランプの交換ができるタイプがなぜ一般的に使われていないかというと、
ランプではなく照明器具本体の寿命が永遠ではないからだそうです。
ランプがもっても、本体の寿命がくる。なので、ランプごと交換することになるという理屈で
一体型になっていると、以前メーカーさんから教えていただきました。なるほど~

他にも色々種類はありますが、以上で終わります!
色々みてみたい!という方は、KOIZUMIやDAIKO等の
照明メーカーのショールームで体験することもできるので
ご興味のある方はそういった施設もご利用くださいませ😊

 

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