監督の仕事⑰(断熱工事前にする検査)
2023.10.21 建築コラム
昨日の雨で
一気に寒くなってきました
今朝はもうほんと寒いくらいで
いよいよ秋本番というところですね!
さて
今回は断熱工事の前にする監督の検査の話です
と書きますと
普通は断熱の検査は断熱工事が終わってからの検査じゃないの?
と思う方もいるかもしれませんが
それは正しくて!
このタイミングで検査をしないといけないのは
SUBACOが標準としている断熱材が
セルロースファイバーの吹込みという特殊な断熱材を使っているからで
この断熱材は壁や屋根に断熱材を直接吹き込むために
断熱工事の後は断熱面(外壁面)の
例えばコンセント等電気設備の移動や壁水栓等水道設備の移動は、断熱工事後はできません
(無理に移動すると断熱材がこぼれ、再度断熱材を入れなおさないとおけなくなります)
そのためSUBACOでは、断熱工事の前に必ず
お施主様立ち合いで、電気及び水道設備の位置や高さ
又壁の補強下地等が必要な場合はその位置や高さを確認した上で
断熱工事の前に、図面及び打合せ通りになっているかを
現場でひとつひとつ確認する検査を必ず行っています
まぁ、けっこう地味な検査ですが
経験的に電気屋さんが位置や高さを間違っていたり
あるいは変更した内容が伝わっていなかったり
ということがままあるので
地味ではありますが、大切な検査のひとつとなります
さて、次は家の省エネ性能にとって大切な、断熱工事後の検査となります。
ではまた。