監督の仕事⑲(気密測定①)
2023.12.11 建築コラム
さて冬が近づいたかと思ったら
また秋に逆戻り?みたいに暖かい日が続いていますが
体調を崩さずお過ごしでしょうか?
さて今回は気密検査のお話です。
といっても気密検査って何?という方もおられるかと思いますが
ごく簡単に言えば家の隙間がどれくらいあるかを測定する検査です
家の隙間なので
これもごく簡単言えば家の隙間は少なければ少ないほどいいわけで
メーカーによっては
その隙間が少ないことを売り文句にしているメーカーもあるほどです
しかし、ほとんどのメーカーの場合、それはあくまでカタログ値であって
ひとつひとつの家を実際に気密測定しているかといえば、決してそうではありません
しかし、
実際の気密性能は気密工事の施工品質によりますから
実際のところ、いくらカタログ値はよくても、きちんと測ってみないと家の気密性能はわかりません
なのでSUBACOでは
どの家も必ず実際に気密測定をして、ひとつひとつの家の気密性能を確認し
隙間があればそれを塞ぎ、所定の気密性能を約束した家づくりをおこなっています
ひとつひとつの家は、家の形も違えば
屋根の形も、窓の種別も形も大きさも違います
そのことと家の気密工事の施工品質は密接に関係しています
なので、実際に測定して、隙間ができやすいところなどを、ひとつひとつ確認していく
その小さな努力の積み重ねで、家の気密性能があがってきますので
実際に気密検査をすることはとても大切なことになります
さて、次回は外壁の完了検査となります