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オリジナル造作洗面台 -03-

2024.04.05 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!

気候も随分暖かくなり、春到来ですね!

通勤途中にも桜がちらほらと咲き始めており、満開になるのが楽しみだなとワクワクします (^^)

今年は各地の桜を見に行こうと計画中ですので、皆様のおすすめスポットがあれば是非教えてくださいね!

 

それでは、今週のテーマ「 造作洗面台 」についてご紹介したいと思います。

洗面台は家づくりにおいて極めて重要な要素です。

朝起きた時や、夜お休みになる前、お出かけ前の身支度の時など、毎日あらゆるシーンに欠かせない洗面台。

毎日使う洗面台だからこそ、こだわりの空間にしていただきたいと思おっております。

お家に合った素材やデザイン、収納スペースや棚など、必要なアイテムをすっきり収納できる機能性など、造作洗面台を作っていくうえで大事なポイントや、特徴を二週に渡ってご紹介していきたいと思います。

ご自身に合った造作洗面台をお家に取り入れ、快適で機能的な住環境を実現できるお手伝いができればなと思います (^^)

 

一般に洗面台の設備としては、

・洗面ボウル(洗面器)
・ミラー
・水栓金具
・照明
・カウンター
・収納棚

といった機能を組み合わせて構成されています。

前回のコラムでは、洗面ボウルの配置スタイルについてご紹させていただきましたので本日は、「 洗面ボウルの素材 」についてご紹介していきたいと思います。

 

洗面ボウルは、「 陶器 」「 樹脂( 人造大理石、人工大理石など  」「 ホウロウ 」「 金属 」「 ガラス 」など、さまざまな素材でつくられています。

こちらのコラムではSUBACOでも実際に多く採用することが多い、「 陶器 」と「 樹脂 」についてご説明していきたいと思います。

■陶器

陶器の洗面ボウルは、表面が硬く滑らかで、上質で美しい質感や色合いが特徴的です。

色やサイズ、形が豊富にあるため、自分好みのデザインを見つけやすく、価格はリーズナブルであるにもかかわらず、光沢のある見た目で高級感を演出できます。

また、陶器は表面が滑らかで密閉性が高いため、汚れが付きにくく、清潔を保ちやすくなっているため衛生面においても優れています。

ただし、注意点が2点あり、1つ目は衝撃です。

物を落とした衝撃でひび割れてしまうと、補修は困難です。手が滑って化粧品の瓶やドライヤーなどを落として強い衝撃を与えないよう注意が必要です。

2つ目は熱湯を流さないことです。

熱湯を流すとヒートショックでひび割れすることがあり、洗面ボウルはその用途から、熱湯を流すことは想定されていません。

通常80℃程度までは大丈夫ですが、人気の実験用のシンクは、お風呂のお湯程度(42℃以上)のお湯でもひび割れを起こす可能性がありますので特に注意が必要になります。

SUBACOでは実際に、大きめサイズでシンプルなデザインの「実験用シンク」や「病院用シンク」を採用していただく事が多いですね (^^)

■樹脂

樹脂製ボウル(人造大理石、人工大理石など)は形成のしやすさから、使い勝手の良い形の洗面ボウルがデザインできるため、好みや空間に合わせて、独自のデザインを実現することができます。

人造大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂が主成分の人工素材で、天然石は入っておりません。

量産できることから価格は比較的リーズナブルで、衝撃を加えても割れにくい特徴がありますが、小さな傷や汚れがつきやすいため、メンテナンス性には劣ります。

研磨剤やたわしを使用すると表面のツヤがなくなり、さらに汚れがつきやすくなりますので、使用の際には注意が必要です。

カウンター・洗面器一体型は凹凸のない滑らかな美しい仕上がりと、接合部がないことによる掃除のしやすさが特徴で、SUBACOでも採用していただく事が多いですね (^^)

以上、洗面ボウルの素材についてのご紹介でした。

それぞれの持つ機能性やデザインを考慮し、ご自身に合ったものを選んでいただければと思います。

次回のコラムでは洗面台の印象を左右させる、「 カウンターの素材 」についてご紹介していきたいと思いますので、お楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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