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夏涼しいお家のつくりかた-01-

2024.06.10 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!

 

先日、きのこがお家にたくさんあったので炊き込みご飯をつくってみました!

レシピ通りに作ったので味はとてもおいしかったのですが、お水の分量をどうやら間違えてしまったみたいで、柔らかいご飯になっていました^^;

次回は分量をしっかり確認してリベンジしたいと思います!

 

さて今週のテーマは「 夏涼しいお家のつくりかた 」です。

6月に入り、徐々に暑くなってきているのを体感します。

近年、猛暑が続く夏の日々は、わたしたちの生活に大きな影響を及ぼしています。

特にこれから新たに家を建てる方々にとって、夏の暑さ対策は必須の課題かと思います。

SUBACOの家は「 夏涼しく、冬暖かい 」を大切にしています。

どれだけデザインがよいお家でも夏が暑かったり、冬は寒かったりするお家では快適なお家とは言えません。

家の性能は住まう方の健康にも影響を及ぼす、重要なポイントの一つです。

 

そこで今回はSUBACOで標準仕様されている、「 夏涼しい家 」を実現するために効果的な「 高気密・高断熱/自然素材の利用/パッシブデザイン計画 」の3つのポイントについてご紹介していきたいと思います ^^

本日は高気密・高断熱 についてお話いたします。

 


 

◯ 高気密・高断熱とは?

高気密住宅とは、建物の隙間が少なく、外部・内部からの空気の流出が極めて少ない住宅のことです。その気密性能を示す指標として「 C値 」が用いられます。

C値が小さければ小さいほど、隙間が少ない=気密性の高い住宅ということになります。

高断熱住宅とは、建物の断熱性能が高く、外部の温度変化を受けにくい住宅のことです。「 UA値 」とは、住宅の断熱性能を示す指標であり、外皮平均熱貫流率とも呼ばれます。

夏の暑さや冬の寒さを室内に入らないように遮る仕様となっており、外気温が室内の温度に影響を与えにくいため、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴といえます。

このC値とUA値というのは、高気密高断熱住宅の家づくりをするにおいて、とても重要になります。

 

それではC値とUA値について詳しくお話していきます。

C値の測り方

C値は「建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)」で割った値で、建物の気密性能の指標として用いられています。

C値の数値が小なさければ、隙間が少ない高気密のお家、数値が大きいと隙間が多い低気密のお家となります。

C値の理想

実はC値には明確な基準が設けられておりません。

特別高気密住宅と謳っていない場合のC値はおよそ10㎠/㎡ 前後に対して、気密性を重視した家づくりを行っているメーカーだと、C値は1.0㎠/㎡以下であることが1つの基準と言われています。

C値は気密施工完了後、または建物完成後に専用の機械を使って、気密測定技能者が行います。

SUBACOの家はC値1.0を下回る値を基準にして建てており、全棟気密測定を2回実施することで確実に1.0を下回る、高気密なお家に仕上げています。

 

◯ UA値の測り方

UA値は「 各部位の熱損失量の合計÷延べ外皮面積 」で割った値で、外皮というのは家の外側の壁・屋根・床・窓などのことを指します。

UA値の単位はW/㎡・kとなっており、「 W=逃げる熱量 / ㎡=外皮面積 / K=室内外の温度差 」を表します。

◯ 推奨UA

推奨されているUA値は、住んでいる地域によって異なります。

国土交通省では、大きく8つの地域に分類し、それぞれの基準となる値を公表しています。

本社がある神戸市垂水ではおよそ0.60W/㎡K以下であれば、断熱性能が高くエネルギーの逃げない家となります。

 


 

上記で説明した、C値・UA値のどちらかの数値が少なければいい、ということではなくC値・UA値両方のバランス非常に大切です。

数値だけを考えるといまいちピンとこない方もいると思いますが、エアコン一台でお家全体の冷暖房がまかなえる、そんな高断熱高気密住宅を計画し、暑い夏や寒い冬を快適に心地よく過ごしていただきたいと思っています (^^)

 

次回は「 自然素材の利用 」についてお話していきますので、次回の更新もお楽しみにお待ちください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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