パッシブデザイン-03-
こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!
休日に姪っ子とお出かけに行ってきました!
6歳になる年なのですが、YOUTUBEの影響から今流行っているものを見つけては、トレンドをたくさん教えてもらいました ^^;
こんなのが流行っているのかと勉強になりましたね。
しっかりと欲しいものをお願いされ、いろいろと購入してしまったので、次回は買いすぎに注意したいと思います!^^;
さて今週のテーマは「 パッシブデザイン 」についてです。
先週のコラムのテーマでも少し取り上げたパッシブデザインを更に詳しく、具体例を上げながらご紹介していきたいと思います!
先週のおさらいとして簡単にパッシブデザインとは、「受動的」「消極的」といった意味を持っていることから受け身のデザインといわれています。
自然の力(太陽光、風、地熱など)を利用して、エネルギー消費を抑えながら快適な室内環境を創り出す設計思想のことを指します。
このパッシブデザインで住宅を設計する際には「 断熱・日射遮蔽・昼光利用・日射熱利用暖房・自然風利用 」と、5つのポイントがございます。
そこで今回は「 日射遮蔽・日射熱利用暖房・自然風利用 」の3つのポイントについてご紹介していきたいと思います。
本日は自然風利用についてお話していきます。
◯ 自然風利用
パッシブデザインにおける自然風利用とは、自然の風の流れを効果的に利用することで、冷暖房の使用を減少させ、エネルギー消費を抑える設計手法を指します。
自然風利用のポイントは、建物の配置や形状、開口部の位置、周囲の環境を考慮し、自然の風を最大限に活用することです。
それでは詳しく見ていきましょう。
1. 建物の向き
主要な風向きを考慮して建物を設計します。一般的には、夏に涼しい風が吹く方向に建物を開けることで、効果的な通風が期待できます。
2. 開口部の配置
風が通り抜けやすいように、対角線上に窓を配置します。対角線上に位置する2ヵ所の窓を開けることで、部屋の中央に空気の通り道ができ、広い範囲を効率的に換気することが可能です。風が通り抜ける流れを考えた設計を行うことで、夏や湿気の多い時期のこもった空気が、室内でとどまり続けることを防ぎます。
3. インテリアデザイン
部屋を区切りすぎないオープンな間取りにすることで、開口部から取り入れた自然風の流れを妨がないようにします。例えばアイアンのオープン階段を設置したり、低い家具を選び、風の通り道を確保することが上げられます。風の通り道を確保することで、暖かい空気は上昇し、冷たい空気が下から入り込んできますので、夏場は涼しく過ごすことができます。
こういったポイントを抑えて家づくりを進めていくと、自然風をさらに効果的に利用し、エネルギー効率の高いお家づくりを実現することができます (^^)
以上パッシブデザインにおける自然風利用についてのご紹介でした。
パッシブデザインにおける自然の風や光を活用することで、冷暖房や照明のエネルギーを大幅に節約できるのも嬉しいポイントですね (^^)
是非この機会にパッシブデザイン計画を取り入れ、快適で居心地の良い空間ができれば幸いです!
それでは次回の更新もお楽しみにお待ち下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。