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空間を無駄にしない!デッドスペースの活用術-壁面編-

2024.08.27 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!

台風の影響もあり、ジメジメとした暑さが続いていますね。

明日以降、台風の影響で強風や大雨が見込まれるため、しっかりと防災準備を整えようと思います。

台風の影響が心配ですが、皆様安全を心がけてお過ごしくださいね ><;

 

さて、今週のテーマは「 デッドスペース 」について、お話していこうと思います。

注文住宅の設計時やリノベーションを考える際、よく見落とされがちなポイントの一つが「デッドスペース」です。

デッドスペースとは、スペースはあるものの、家具を置くには狭くて場所も悪く、利用するのが難しい空間のことをいいます。

デッドスペースができやすい場所としては、階段下、壁面、家具の足元、収納スペースの上部などが挙げられます。

ですが、実際のところ、デッドスペースが全くないお家というのは、ほとんど存在しません。

「デッドスペースができてしまうのは仕方がない」と諦める前に、どこにデッドスペースができやすいのか、そしてどんなアイデアや工夫でそのスペースを有効活用できるかを、しっかりと計画することが重要になります。

デッドスペースの活用法を事前に計画することで、無駄な空間を最小限に抑え、快適な住まいを実現することができます。

今回は、そんなデッドスペースを有効活用するためのアイデアを「01 階段下編」「02 壁面編 」「03 小上がり編 」の3回に分けてご紹介いたします!

お家づくりを検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね ^^

 


 

本日は、壁面スペースの活用術をご紹介いたします ^^

前回のコラムでは階段下のデッドスペースについてお話ししましたが、実は家中の壁面も収納スペースとして活用することができます。

例えば、壁の一部を凹ませてニッチを作ったり、カウンターを取り付けて物置にしたり、フックを設置して吊るす収納にするなど、さまざまな方法があります。

▪ ニッチを設ける

ニッチは、壁に収納を埋め込むことでデッドスペースを有効活用できます。

収納棚を置くのとは異なり、埋め込まれているため出っ張りがなく、室内を広く使うことができます。

リモコンニッチのように、出っ張るものをニッチ内にまとめることで、スタイリッシュな空間が実現します。

また、生活動線を考えて設置することで、「ここにあると便利だな」と感じる場所に収納を配置でき、生活の質をより一層高めることができます ^^

リモコンニッチは、約7cm前後の深さで壁を凹ませて作りますが、さらに深く凹ませることで、リモコン以外のアイテムを収納できるスペースを確保できます。

例えば、歯ブラシや化粧品など、散らかりがちな洗面スペースに深めのニッチを設けることで、これらのアイテムをすっきりと整理でき、洗面スペースが常に整った状態を保つことができます。

また、トイレにニッチを設けるのもおすすめです。

トイレは限られた空間の中で収納が必要なアイテムが多いため、トイレットペーパー、掃除用具、消臭剤などを効率的に収納でき、見た目もスッキリとした印象に仕上がります ^^

 

▪ カウンターを取り付ける

Ⅱ型キッチンの場合、背面の壁付近はデッドスペースになりやすい部分です。

一般的に、Ⅱ型キッチンでは前面にシンク、背面にコンロが配置されていますが、背面の壁にカウンターを取り付けることで、調味料や調理器具を効率よく置くことができ、家事動線もスムーズになります。

キッチンの雰囲気に合わせたカウンターを取り付けることで、デザイン性と利便性を兼ね備えたキッチン空間をつくることができます ^^

 


 

いかがでしたでしょうか?^^

今回は、壁面スペースの活用アイディアをご紹介いたしました!

デッドスペースを完全になくすことは難しいかもしれませんが、アイデアや工夫次第で削減や有効活用は可能です。

これからお家づくりをされる方は、この記事を参考にしてデッドスペースを有効活用していただければ幸いです ^^

次回の更新は「小上がりスペース」についてご紹介いたしますので、お楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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