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【参考編】SUBACO代表の自邸|二世帯住宅を徹底解説!

2024.12.14 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

ここ数日、寒い日が続いていますね。風邪やインフルエンザも流行っていますので、どうぞ体調に気をつけてお過ごしくださいね!

 

さて、今週のテーマは「二世帯住宅」についてお話いたします。

二世帯住宅は、親世代と子世代が一つ屋根の下で暮らす、家族の絆を深める住まいの形です。

しかし、設計や暮らし方次第では、家族間の距離感や快適さが大きく変わるため、そのプランニングには配慮が必要です。

また、二世帯住宅は家族の数だけ理想の形があり、生活スタイルや価値観に応じてさまざまな形が考えられます。

たとえば、完全分離型にするのか、一部を共有するのか?

プライバシーを重視するのか、それとも交流を重視するのか?など、それぞれの選択が家族全員の暮らしに大きな影響を与えます。

しかし、初めて二世帯住宅を検討される方の中には、「自分たちにとってベストな形は何だろう?」「建築や生活費にどんなメリットがあるのか」といった疑問や不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

そこで、今週のコラムでは、「二世帯住宅のメリット・デメリット」「間取りや設計のポイント」「二世帯住宅の施工事例」について3回に分けて詳しくご紹介していきます。

二世帯住宅の魅力や気をつける点を知りながら、理想的な住まいづくりのヒントを見つけていただければ幸いです ^^

 


 

前回のコラムでは、二世帯住宅の間取りや設計のポイントについてお話いたしました。

(まだお読みでない方はこちらをクリックしてご覧ください)

 

SUBACO代表の自邸  ~ 二世帯住宅の施工事例 ~

本日は、「SUBACO代表の自邸となる二世帯住宅」をご紹介していきます!

弊社初の取り組みとなる二世帯住宅。

将来を見据えた設計やさまざまな工夫を取り入れた住まいは、これから家づくりを考える方にとって必見の内容です ^^

 


 

|家族の距離を大切にした住まいづくり

今回の二世帯住宅は、完全分離型でありつつ、家族の気配を感じながらプライバシーも確保できる設計が特徴です。

さらに、自然素材や高性能な建材を採用することで、快適さと持続可能性を追求しています。

家づくりにおいて、SUBACO代表が特にこだわったのは「家族がいつでも集まれる空間」と「将来を見据えた柔軟な設計」。

そんな想いが詰まったお住まいをご覧ください!

 


 

|家全体の概要とデザイン

今回は、完全分離型の二世帯住宅で、西側に親世帯、東側に子世帯を配置。

親世帯は平屋建てのようなワンフロア設計で、生活動線を考慮し、帰宅後すぐに手を洗える洗面脱衣室を設置しています。

子世帯は2WAY玄関を採用し、明るく開放的なLDKを南面に配置しました。

敷地形状を活かして広がった部分にお庭を設け、そのお庭に面してリビングとダイニングを配置。

2階部分には吹き抜けと螺旋階段を配置し、開放感とデザイン性の両立を実現しています。

1階と2階は吹き抜けで緩やかにつながり、家族の存在を感じながらも、プライバシーに配慮した設計です。

 


 

|注目ポイント

① 将来を見据えた柔軟な設計

完全分離型の二世帯住宅ですが、将来的に介護や行き来が必要になることを見据え、親世帯の玄関の壁を一部残し、必要に応じて壁を取り払うことで小世帯のリビングと繋がる設計にしています。

行き来が必要でない間は、近すぎず遠すぎず、お互いの時間を大切にしながら独立した生活を送ることができます。

こうした工夫により、家族の距離感を保ちながらも、必要な時には柔軟に対応できる空間を実現しています。

また、完全分離型ながらも、駐車スペースを広めに確保し、玄関へのアプローチを共有することで、家族が快適に行き来できるアクセスのしやすさを確保しています。

② 家族を優しくつなぐ圧巻の螺旋階段

まるで空間に美しい曲線を描く螺旋階段。

無骨になりすぎないよう、踏み板には天然の木を使用し、洗練されたナチュラルな雰囲気に仕上げています。

LDKのポイントとなる螺旋階段は、奥まったリビングから庭を眺められるように縦にも横にも視線が抜ける設計になっています。

さらに、螺旋階段と吹き抜けを組み合わせることで、空間にアクセントを与えるだけでなく、家族を緩やかにつなぐ役割も果たしています。

吹き抜けにより、上下階を視覚的に繋げ、家族の存在を自然と感じられる住まいを実現しています。

こうしたデザインが、家族のつながりを大切にする住まいの魅力を引き立てています。

③ 快適さを追求した性能

今回は床下エアコンを採用しました。

床下エアコンは、床下に設置されたエアコンシステムで、暖かい空気を床から上に送り、部屋全体を均等に温める特徴があります。

これにより、温度ムラが少なく、足元から暖かさを感じることができ、快適な空間を実現します。

また、風が直接体に当たらないため、より快適で心地よい空間が作られます。

1台で家全体を効率的に暖めることができ、30~40坪の家なら1台で全室を暖房可能なため、初期費用やランニングコストを抑え、設置やメンテナンスもシンプルになります。

さらに、床下に埋め込まれているため、インテリアのデザイン性を損なうことなく、すっきりとした空間を保てる点もポイントの一つですね ^^

 


 

|暮らしのイメージ

二世帯住宅を建築する際には、プライバシーの確保や将来のライフスタイルに対応できる柔軟な間取り設計が重要です。

親世帯と子世帯の動線を分けつつ、共用スペースや設備の配置にも配慮し、介護が必要になった際に行き来しやすいような工夫が求められます。

空調や防音対策をにも配慮し、床下エアコンなどの効率的な空調システムを導入することで、室内全体を均等に温度調整し、各世帯が季節を問わず快適に過ごせる住まいを実現します。

将来的なメンテナンスやリフォームのしやすさや、家族の変化に対応できる柔軟性を持った設計を考慮することで、長期的に住みやすい家づくりが可能となります。

各世帯が快適に過ごすためにも、しっかりとした計画と配慮が必要です。

 


 

以上、SUBACO代表の自邸となる二世帯住宅をご紹介いたしました!

こちらの二世帯住宅のROOM TOUR動画はYouTubeで公開中ですので、詳しくは下記からご視聴ください ^^

 

 

ぜひこの記事を参考に、快適な二世帯住宅での生活を実現していただければ幸いです ^^

それでは次回の更新もお楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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