SUBACOこだわりの照明計画【トイレ・洗面スペース編】
こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!
年が明けて、さらに寒さが厳しくなりましたね。
皆様、体調はいかがでしょうか?
インフルエンザや風邪が流行っていますでの、どうぞご自愛くださいね。
さて、今週のテーマは「照明計画」についてお話いたします。
家づくりにおいて、照明計画は空間デザインや生活の質を大きく左右する重要な要素です。
ただ部屋を明るくするだけではなく、照明の配置や光の種類を選定することで、空間に奥行きや温かみを持たせたり、機能性を高めたりすることができます。
例えば、リビングで家族が集まる団らんの時間にはリラックスできる明かりが、ダイニングでの食事の際には料理を美しく見せる光が求められたりと使う場所によって様々です。
このように、光が必要になる場所やシーンに応じて照明の種類や配置をしっかりと計画していくことが、心地のよい暮らしにつながります。
そこで、今回のコラムでは各部屋に適した照明計画「リビング・ダイニング」「トイレと洗面」「寝室や廊下」の3回に分けてご紹介していきたいと思います。
SUBACOがこだわる照明計画のポイントを交えながらお話していきますので、これからおうちづくりをされる方や、照明にこだわりたい方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです ^^
本日は、「トイレ・洗面スペースの照明計画」についてお話していきます。
家づくりにおいて、照明計画は空間の使い心地や雰囲気を大きく左右する重要なポイントです。
特に、毎日欠かさず使うトイレや洗面スペースは、照明の選び方一つでその使い心地や雰囲気が大きく変わります。
だからこそ、機能性だけでなく快適さやデザイン性にもこだわりたい空間です。
今回は、トイレ・洗面スペースに焦点を当て、それぞれの特徴を活かした照明計画のポイントをご紹介いたします。
~ トイレの照明計画 ~
トイレは、プライベートでありながらも機能性が求められる空間です。
そのため、明るさや光の色、配置を工夫することで、清潔感とリラックスできる雰囲気を両立することが重要です。
SUBACOでは以下のポイントを押さえた照明計画をおすすめします。
① ペンダントライトでほどよく照らす
トイレに設置する照明器具は、ペンダントライトを活用することで、煌々と明るくなりすぎない空間に仕上げることがポイントです。
特に、夜中に目が覚めてトイレに行く際、トイレがあまりに明るいと、目が覚めすぎてしまい、その後の睡眠に影響を及ぼすことがあります。
少し照明の明るさを落としたペンダントライトを採用することで、優しい光で目に負担をかけず、リラックス感のある心地よい空間を演出することができます。
さらに、ペンダントライトはデザインの種類が豊富なため、様々なスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
理想の空間を作り上げるための照明計画に、一つの楽しみをプラスしてくれるアイテムです ^^
② 間接照明
トイレの照明計画において、間接照明の取り入れ方は空間の雰囲気を大きく左右する重要なポイントです。
特に夜間の使用を考慮すると、直接的な光が目に刺さるような照明よりも、柔らかい間接照明を配置することで、より快適でリラックスできる空間が作れます。
SUBACOでは、壁のニッチや棚の裏側、鏡の縁などに間接照明を仕込むことで、繊細なアクセントを加え、空間に洗練された印象を演出します。
間接照明は直接的な光ではなく、壁に反射した柔らかな光でトイレ全体を広く感じさせる効果もあります。
また、光色の選定も照明計画で重要な要素です。昼白色の光は爽やかで清潔感のある印象を与える一方、電球色は温かみがあり、落ち着いた雰囲気を演出します。
使用するシーンや時間帯に応じて光の色を切り替えられる調色機能付きの照明を選ぶのもおすすめです。
SUBACOでは、こうした細部にまでこだわった照明計画を通じて、実用性と美しさを兼ね備えた快適で洗練されたトイレ空間をご提案しています。
~ 洗面スペースの照明計画 ~
洗面スペースは、毎日の身だしなみを整えたり、1日のスタートを切る場所として重要な役割を果たします。
そのため、明るさや光の角度が大きく影響します。
適切な照明計画を行うことで、支度がしやすくなるだけでなく、清潔感と心地よさを感じられる空間を作り出すことができます。
そこで、SUBACOでは以下のポイントを押さえた照明計画をおすすめします。
① 鏡周りの照明
洗面台の鏡周りの照明は、顔全体をやさしく均一に照らし、影をできるだけ抑えることが大切です。
鏡の上部に照明を配置することで、顔全体にふんわりと光が行き渡り、自然な印象を与えながら影を最小限に抑えることができます。
さらに、折り上げ天井部分などに間接照明を取り入れると、柔らかな光が広がり、全体的に落ち着いた雰囲気を作り出します。
洗面スペースは、メイクや支度をする場所として使用することが多いため、光の選び方には特に気を配ることが大切です。
照明の色は、白っぽいものから温かみのあるオレンジ色までさまざまですが、SUBACOがおすすめするのは「昼白色」の照明です。
昼白色は太陽光に近い色温度を持っており、肌の色を自然に引き立てるため、メイクやスキンケアの際にとても便利です。
顔の細かな部分や肌の質感をしっかり確認でき、仕上がりがより正確にチェックできるので、身だしなみを整える際にぴったりです。
適切な照明を選ぶことで、使いやすく、心地よい洗面スペースの空間を作り出すことが可能です。
② 全体照明のサポート
洗面スペース全体を明るくするためには、天井にシーリングライトやダウンライトを設置し、均一に照らすことが大切です。
シーリングライトで全体の明るさを確保し、ダウンライトを加えることで圧迫感なくスッキリとした空間に仕上がります。
さらに、鏡周りの照明で顔をしっかり照らすことで、身だしなみを整える際の快適さもアップします。
全体照明と鏡周りの照明を組み合わせることで、どの角度でも快適に身だしなみを整えられる、使いやすい空間が作り上げられます。
③ 天窓から自然光を取り入れる
SUBACOでは、洗面スペースに天窓を設置し、自然光を取り入れることもおすすめしています。
特に、朝の日差しを取り入れることで、明るく爽やかな空間を演出することができ、1日の始まりを気持ちよくスタートすることができます。
自然光は目にも優しく、人工の照明よりも柔らかく温かみがあるため、洗面スペースをさらに心地よい場所に変えることができます。
天窓からの光は、季節や天候に応じて表情が変化するため、洗面スペースに心地よい雰囲気を加えます。
また、天窓を設置する位置に注意すれば、昼間はほとんど照明を使わなくても十分な明るさを確保できるため、エネルギー効率を高められる点もメリットと言えます。
以上、トイレ・洗面スペースの照明計画についてお話いたしました!
照明は空間を明るくするだけでなく、その雰囲気や機能性にも大きな影響を与える重要な要素です。
特にトイレや洗面スペースは、毎日の生活に欠かせない場所であり、照明の選び方ひとつで快適さや使いやすさが大きく変わります。
全体照明や間接照明、または色温度や明るさの調整を工夫することで、リラックスできる空間や、身だしなみを整えるための最適な環境が作り出せます。
ぜひこの記事を参考に、トイレ・洗面スペースにぴったりの照明計画を立て、心地よい空間づくりを実現してください ^^
また、SUBACOのYouTubeでは、照明計画についてさらに詳しくご紹介していますので、そちらもご覧ください!
SUBACOのROOM TOURでお家づくりに役立つ情報を詳しくご紹介!(クリックするとYouTubeに飛びます)
次回のコラムでは、「寝室と廊下の照明計画」についてご紹介いたしますので、お楽しみにお待ちください!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。