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SUBACOこだわりの照明計画【寝室・廊下編】

2025.01.11 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

厳しい寒さが続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?

冬本番となり、朝晩の冷え込みが一段と厳しく感じられますね^^;

どうぞお身体を大切に、暖かくしてお過ごしください!

 

さて、今週のテーマは「照明計画」についてお話いたします。

家づくりにおいて、照明計画は空間デザインや生活の質を大きく左右する重要な要素です。

ただ部屋を明るくするだけではなく、照明の配置や光の種類を選定することで、空間に奥行きや温かみを持たせたり、機能性を高めたりすることができます。

例えば、リビングで家族が集まる団らんの時間にはリラックスできる明かりが、ダイニングでの食事の際には料理を美しく見せる光が求められたりと使う場所によって様々です。

このように、光が必要になる場所やシーンに応じて照明の種類や配置をしっかりと計画していくことが、心地のよい暮らしにつながります。

そこで、今回のコラムでは各部屋に適した照明計画「リビング・ダイニング」「トイレと洗面」「寝室や廊下」の3回に分けてご紹介していきたいと思います。

SUBACOがこだわる照明計画のポイントを交えながらお話していきますので、これからおうちづくりをされる方や、照明にこだわりたい方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです ^^

 


 

本日は、「寝室と廊下の照明計画」についてお話していきます。

家づくりにおいて、照明計画は空間の使い心地や雰囲気を大きく左右する重要なポイントです。

特に、一日の疲れを癒し、快適な眠りを提供する寝室では、照明の選び方ひとつでリラックス感や居心地が大きく変わります。

また、廊下は家の移動に欠かせないスペースでありながら、意外と見落とされがちな場所。

照明を工夫することで、機能性と安全性が高まり、家全体をより洗練された空間に仕上げることができます。

今回は、寝室と廊下、それぞれの空間に適した照明計画をご紹介いたします。

 

~ 寝室の照明計画 ~

寝室は、リラックスして過ごし、一日の疲れを癒すための空間です。

そのため、照明には柔らかな光や落ち着いた雰囲気を演出する工夫が求められます。

SUBACOでは以下のポイントを押さえた照明計画をおすすめします。

 

① 全体照明で穏やかな明るさを確保

寝室全体を均一に照らす全体照明には、柔らかな暖色系の光を選ぶのがおすすめです。

暖かみのある光が、自然とリラックスした気分を整え、質の高い睡眠をサポートします。

また、調光機能付きのシーリングライトを採用すれば、就寝前や朝の準備など、シーンに応じて明るさを調節できて便利です。

特に、天井が高い寝室ではペンダントライトを取り入れると、空間にアクセントが生まれ、デザイン性も兼ね備えた照明計画が実現します。

② ベッド周りの間接照明で快適な空間を演出

ベッドサイドには、目に優しい間接照明を配置することもおすすめです。

例えば、テーブルランプや壁付けライトを選べば、読書やリラックスタイムに必要な明かりを手軽に確保できます。

光が直接目に入らないよう、シェード付きのデザインや拡散光を採用するのがポイントです。

さらに、足元にフットライトを取り付けると、夜間の移動を安全かつ快適にサポートできます。

明るすぎない控えめな光が、家族の眠りを妨げることなく機能性を高めます。

 

~ 廊下の照明計画 ~

廊下は、家の各部屋をつなぐ大切な空間です。

安全性と使いやすさを考えた照明計画を取り入れることで、より快適で心地よい動線を実現できます。

SUBACOでは、以下のポイントに工夫を施して照明計画を行っています。

 

① 天井に照明をつけない

SUBACOでは、できるだけ天井に照明を付けない計画をご提案しています。

天井に照明器具を付けない理由として、天井にダウンライトなどのを設置してしまうと、空間の美しさを損ねてしまったり、白い面が少なくなることで、空間を広く感じとれなくなってしまうからです。

特に廊下は、家の中で動線となる重要な場所であり、照明の配置が空間の印象に大きく影響します。

天井に照明器具を設置してしまうと、照明自体が目立ちすぎてしまい、空間が窮屈に感じられることがあります。

そのため、SUBACOでは天井に余計な照明器具を置かず、白い面をできるだけ広く残すことで、廊下が広く感じられるように配慮しています。

こうした工夫を施すことで、廊下がよりスッキリとした印象になり、視覚的に圧迫感を与えることなく、美しく、心地よい空間を実現します。

① ブラケットライトを多様化する

上記のように「天井に照明をつけない」とは言っても、照明がないと暗くなってしまうので、天井に照明器具を付けない代わりに、SUBACOでは間接照明やブラケットライトなどの、照明器具を各所に採用しています。

天井はフラットな状態を保ちつつ、天井や床、壁のスペースに間接照明を仕込むことで、反射した柔らかい光で空間を照らしていきます。

漆喰の白い壁に反射した、間接照明の光が陰影をつくりだし、空間に深い奥行きを与えます。

間接照明やブラケットライトだけでも十分必要な明るさを確保でき、空間のデザイン性を損ねずに、お家づくりを進めることが可能です。

天井に照明を付けないことで明かりの重心を落とし、 心地の良い空間をつくる、照明計画の一つです。

 


 

以上、寝室・廊下の照明計画についてお話いたしました!

照明は空間を明るくするだけでなく、その雰囲気や快適さにも大きな影響を与える重要な要素です。

特に寝室や廊下は、日々の生活を支える大切な場所であり、照明の選び方ひとつでリラックス感や移動のしやすさが大きく変わります。

全体照明や間接照明、または調光機能や色温度の調整を工夫することで、安らかな眠りのための空間や、快適でスムーズな動線が作り出せます。

ぜひこの記事を参考に、寝室・廊下にぴったりの照明計画を立て、心地よい空間づくりを実現してください ^^

また、SUBACOのYouTubeでは、照明計画についてさらに詳しくご紹介していますので、そちらもご覧ください!

SUBACOのROOM TOURでお家づくりに役立つ情報を詳しくご紹介!(クリックするとYouTubeに飛びます)

 

それでは次回の更新までお楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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