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【お家紹介】自然素材に囲まれた23坪の平屋

2025.02.12 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

最近は雪がちらほら降る日が多く、冬を実感します ^^;

厳しい寒さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

インフルエンザや風邪が流行っていますので、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね!

 

さて、今週のテーマは「SUBACOのお家紹介」についてです。

「お家づくりを考えているけれど、2階建てと平屋どちらがいいのか迷う…」「間取りや動線はどう決めればいいんだろう?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないかと思います。

SUBACOでは、一人ひとりのライフスタイルに寄り添いながら、暮らしやすさとデザイン性を両立したお家づくりを大切にしています。

間取りの工夫や設計手法など、実際に建てられたお家をご紹介しながら、これから家づくりを考えている方にヒントをお届けできればと思います。

今週は、SUBACOが手がけたこだわりのお家を、「猫と暮らす2階リビングの家」「自然素材に囲まれた23坪の平屋」「吹き抜けのある2階建ての家」の3回に分けてご紹介いたします!

皆様のお家づくりの参考になれば幸いです ^^

 


 

本日のコラムでは、「ご夫婦でのんびりと暮らす、自然素材に囲まれた23坪の平屋」をご紹介いたします。

平屋というと“終の住処”というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

また、土地の広さなどの関係で、平屋を建てるのは難しいと感じることもあるかと思います。

しかし今回ご紹介するお住まいは、コンパクトな設計にすることで、平屋の魅力を最大限に引き出したお家です。

平屋をお考えの方は、ぜひ参考にいただければと思います!

 

SUBACOが大切にしている、お家のテーマ決め

SUBACOでは、お家づくりを進める際に、まず“お家のテーマ”を決め、理想の暮らしを具体的にイメージしながら設計を行います。

家づくりの目標をしっかりと定めることで、設計やデザインの方向性が明確になり、お客様の理想を形にした、満足度の高い住まいが完成すると考えています。

そのため、SUBACOではお客様と一緒にテーマを考え、ご提案させていただいています。

そんなテーマを大切にした今回のお家のコンセプトは、「四季の移り変わりを取り込む、ライフワークバランスと心地よさにこだわった、終の住処」 です。

 

それでは、テーマに沿ったお家の魅力やポイントを詳しくご紹介していきます ^^

 

間取りと敷地の概要

今回ご紹介するお家は、神戸市北区の唐櫃台に位置し、敷地面積は196.38㎡(59.40坪)、延床面積は76.59㎡(23.17坪)の平屋です。

この土地は南側に隣地がありますが、ゆったりとした広さを確保しており、自然光をたっぷりと取り込めるのが特徴です。

また、北東側が道路に面しており、六甲山の美しい景色を楽しむことができます。

そのため、この景色を生活の中に取り入れるために、LDKのキッチンダイニングを道路側に配置しました。

さらに、今回は自宅でお客様を迎える仕事をされるご家庭のため、「ご家族専用のプライベート玄関」と「仕事部屋へ直接つながる玄関」の2つを設け、暮らしと仕事が快適に両立するように設計しました。

仕事用の玄関を分けることで、プライベート空間をしっかりと守れるよう配慮しています。

玄関を入ると、すぐに手洗いやトイレ、お風呂に行けるように水回りを集約した動線を確保。

仕事部屋からも、LDKや寝室を通らずに直接水回りにアクセスできるようになっており、使い勝手の良さにもこだわりました。

また、玄関の正面は壁を設けて視線を遮り、寝室の入り口は脱衣室やリビングを経由する形にしてプライバシーを確保しています。

その一方で、LDKはまっすぐなレイアウトを採用することで、開放感のある空間を実現しています。

住まう方のライフスタイルに寄り添い、コンパクトながらも快適に過ごせる工夫がたくさん詰まったお家になっています。

 

四季を感じる自然素材に囲まれたLDK

LDKは南側に配置し、たっぷりと太陽の光を取り入れるために、掃き出し窓を採用して明るく開放感のある空間に仕上げています。

反対側の北東側には六甲山の美しい山々が広がり、この絶景をLDKから楽しめるよう、L型の窓と大きな開口部を設けました。

テーマの一部にあった、「四季の移り変わりを取り込む」を意識し、リビングから視界が対角に抜けることで、空間に広がりを感じることができ、より開放的な印象を与えます。

山々の景色や敷地の特性を最大限に活かすため、設計では最初に視界の抜け道を考慮し、開口部を配置しています。

このような計画を取り入れることで、理にかなった空間作りができるため、おすすめの設計手法です ^^

また、今回のお家はオーク材をふんだんに取り入れたインテリアコーディネートで、温かみのある落ち着いた雰囲気が広がっています。

床材にはオークのフローリングを使用し、節のないワンピース材(1m80cmの長さ)を貼ることで、高級感と上品さを引き立てています。

キッチンには「Wood One」さんのⅡ型キッチンを採用し、リビングとのつながりを大切にしたデザインで、家族の会話が弾む開放感のある空間を実現しています。

通常、レンジフードはキッチンの正面部分に設置されますが、Ⅱ型キッチンを採用することで、背面にレンジフードを配置しています。

これにより視界を遮ることなく、圧迫感のない広がりを感じさせる空間が生まれ、より広く感じられる工夫が施されています。

 

勾配天井と照明で広がりを感じる空間演出

 

今回の平屋では、広がりを感じやすい「勾配天井」を採用しています。

屋根の形を活かして天井に傾斜をつけた勾配天井は、通常の平天井よりも高さが出るので、住まいに開放感が生まれるのが大きな魅力です。

特に、平屋のように天井が低く感じやすい空間には、勾配天井を取り入れることで、視覚的に広がりを感じやすくなり、より開放感を演出できます。

吹き抜けのように急激に高くなる天井よりも、低い部分から徐々に天井が高くなる勾配天井の方が、より自然な広がりを感じさせるため、勾配天井を取り入れるのは非常におすすめです。

また、空間をより広く感じさせる工夫として、ダイニングの照明には長いコードのペンダントライトを採用しています。

コードなどの視覚的要素が空間に動きを与え、広がりを感じやすくするため、開放感が一層強調されています。

このように、細やかな工夫を施すことで、コンパクトなお家でも十分に開放感を感じられる、心地よい空間が実現できます。

 

ライフワークバランスに寄り添う動線計画

今回は、自宅でお客様を迎えるお仕事をされるご家庭のため、「ご家族専用のプライベート玄関」と「仕事部屋へ直接つながる玄関」の2つを設け、暮らしと仕事の両立が快適にできるよう設計しています。

ご家族専用の玄関を入ると、左手には手洗い・トイレ・お風呂がまとまった水回りを配置し、スムーズな動線を確保。

さらに、仕事部屋からもLDKや寝室を通らずに直接水回りにアクセスできるため、生活空間と仕事空間を分けながらも、快適な動線を実現しています。

また、お風呂の隣にはウォークインクローゼットを配置しています。

そのため、洗濯後の衣類をそのままウォークインクローゼットに収納できるため、移動の手間を省き、家事効率がアップする工夫が施されています。

仕事と暮らしを心地よく両立できる、ライフワークバランスに寄り添う動線計画です。

 

終の住処を叶える外壁材

今回は、終の住処を叶える外壁材として、メンテナンス性の良い「ガルバリウム鋼板」を採用しています。

ガルバリウム鋼板は、耐久性・耐候性に優れ、錆びにくく長持ちするのが特徴です。

塗り替えや補修の頻度が少なく済むため、将来的なメンテナンスコストを抑えられるメリットがあります。

また、スタイリッシュなデザイン性も魅力のひとつと言えます。

シンプルで洗練された外観を演出できるため、経年変化を楽しみながら、美しく住み続けられる住まいを実現します。

 


 

以上、「四季の移り変わりを取り込む、ライフワークバランスと心地よさにこだわった、終の住処」をテーマにした、「自然素材に囲まれた23坪の平屋」ご紹介でした!

平屋というと広い土地が必要だったり、コストがかかるイメージを持たれがちですが、コンパクトに計画することで、コストを抑えながらも暮らしやすい住まいを実現できます。

動線を工夫し、空間を最大限に活かすことで、限られた面積でも開放感のある快適な住まいにすることが可能です。

自然に囲まれながら、無理なく心地よく暮らせる平屋の魅力を、ぜひ感じていただければ幸いです ^^

 

また、SUBACOのYouTubeでは、こちらのお家をさらに詳しくROOM TOURでご紹介しています。

本日ご紹介したポイント以外にも、たくさんのこだわりや設計手法を取り上げていますので、気になる方は下記のリンクからご視聴ください!

「自然素材に囲まれて暮らす、23坪の平屋」(クリックするとSUBACOのYouTubeに移動します)

 

次回のコラムでは、「吹き抜けのある2階建ての家」をご紹介いたしますので、お楽しみにお待ちください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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