
【お家紹介】吹き抜けのある2階建ての家
こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!
厳しい寒さが続いていますね。
体調を崩しやすい時期ですので、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね!
さて、今週のテーマは「SUBACOのお家紹介」についてです。
「お家づくりを考えているけれど、2階建てと平屋どちらがいいのか迷う…」「間取りや動線はどう決めればいいんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないかと思います。
SUBACOでは、一人ひとりのライフスタイルに寄り添いながら、暮らしやすさとデザイン性を両立したお家づくりを大切にしています。
間取りの工夫や設計手法など、実際に建てられたお家をご紹介しながら、これから家づくりを考えている方にヒントをお届けできればと思います。
今週は、SUBACOが手がけたこだわりのお家を、「猫と暮らす2階リビングの家」「自然素材に囲まれた23坪の平屋」「吹き抜けのある2階建ての家」の3回に分けてご紹介いたします!
皆様のお家づくりの参考になれば幸いです ^^
本日のコラムでは、「吹き抜けのある2階建ての家」をご紹介いたします。
二階建ての住まいや吹き抜けのある設計を検討されている方にも、快適な暮らしの工夫が詰まった住まいのアイデアとして、ぜひ参考にしていただければと思います!
SUBACOが大切にしている、お家のテーマ決め
SUBACOでは、お家づくりを進める際に、まず“お家のテーマ”を決め、理想の暮らしを具体的にイメージしながら設計を行います。
家づくりの目標をしっかりと定めることで、設計やデザインの方向性が明確になり、お客様の理想を形にした、満足度の高い住まいが完成すると考えています。
そのため、SUBACOではお客様と一緒にテーマを考え、ご提案させていただいています。
そんなテーマを大切にした今回のお家のコンセプトは、「家族の時間を大切に、好きなものに囲まれて心地よく暮らす、空と緑を感じる家」です。
それでは、テーマに沿ったお家の魅力やポイントを詳しくご紹介していきます ^^
間取りと敷地の概要
今回ご紹介するお家は、神戸市西区の白水にあり、敷地面積は142.74㎡(43.17坪)、延床面積は105.57㎡(31.94坪) です。
南西角地に位置し、南側と西側が道路に面しているため、最も日当たりの良い南側に庭を配置しました。
その庭とつながるようなかたちで、明るく開放感のある吹き抜けのLDKを設計しました。
玄関は東側の奥まった位置に設け、外からの視線を遮る工夫を施しています。
玄関に入ってすぐの場所に手洗いスペースを設置し、帰宅後すぐに手を洗えるほか、部活帰りのお子様がそのまま浴室へ向かえる便利な動線を確保。
さらに、キッチンから脱衣室への距離を短くし、家事がしやすい間取りになっています。
1階はクルクルと回れる回遊動線を活かした設計にし、スムーズな移動を実現しています。
2階には、寝室と将来的に仕切れる 子ども部屋 を配置しました。
子ども部屋は、現在は広々とした1つの空間ですが、必要なタイミングで壁を設けて 2部屋に分けられる設計 になっています。
また、ファミリークロークを設け、吹き抜けを通してリビングとつながることで、家族の気配を感じられる心地よい空間となっています。
家族の気配を感じる、吹き抜けリビング
開放感と家族のつながりを大切にした吹き抜けのあるリビングは、天井が高く、光がたっぷり差し込むことで、より広がりを感じられるのが特徴です。
さらに、ダイニングの天井はあえて低めに設計し、リビングだけ吹き抜けにする ことで、空間に奥行き感が生まれ、リビングがより広く感じられるように工夫しています。
これにより、視覚的な広がりと家族の存在を感じやすくする バランスが生まれます。
また、2階と自然につながることで、家のどこにいても家族の気配を感じられるのも大きな魅力です。
リビングにいる家族の声が届いたり、ふと視線が合ったりと、さりげないコミュニケーションが生まれやすい設計になっています。
さらに、吹き抜けによる視線の抜け感 が、空間をより開放的に演出してくれます。
明るく風通しの良い心地よいリビングは、家族みんなが自然と集まりたくなる場所になります。
「家族のつながりを感じながらも、ほどよい距離感を保てる」そんな心地よい暮らしを叶える、吹き抜けリビングになっています。
一人ひとりがくつろげる、心地よいヌックスペース
今回のお家では、リビング横にヌックスペースを設けています。
このヌックスペースは、隠れ家のように、リビングにいる家族の存在を感じながらも、静かな時間を楽しむ場所として設計されています。
造作のカウンターでは、勉強や読書など、使い方はさまざまです。
リビングの気配を感じつつ、ひとりの時間を過ごせる特別な空間に仕上げています。
さらに、壁の角を取ることで丸みを持たせ、柔らかくあたたかみのあるデザインにし、視覚的にも優しい印象を与え、より心地よい空間を演出しています。
SUBACOでは、家族一人ひとりに居場所をつくることを大切にしており、ヌックスペースもその一つです。
家全体にそれぞれの「居場所」をつくることで、家族のつながりと個々のプライベートがバランスよく調和した、心地よい暮らしを実現しています。
暮らしを彩る、好きなもので囲まれるインテリア
テーマ「好きなものに囲まれて心地よく暮らす」にもあったように、今回のお家では、細かなインテリアにもこだわり、心地よい空間作りをしています。
ダイニングのシンボルとなる陶器の照明は、温かみのある光で空間を包み込み、落ち着いた雰囲気を演出しています。
目線に近い位置に設置されるペンダントライトは、部屋全体を引き締めるアクセントとしても活躍し、来客時には目を引くポイントにもなりますね ^^
また、少しグレーがかったアイアンのオープン階段は、空間にアクセントを加え、開放感を保ちながらスタイリッシュさも感じさせます。
さらに、真鍮でできたトグルスイッチやトーンを落としたトイレの照明など、細部にまで素材やデザインへのこだわりを感じられるアイテムを取り入れ、生活の中で心地よさを引き立てるインテリアコーディネートが完成しています。
どの空間にどんなアイテムを取り入れるかによって、住まいの雰囲気や心地よさは大きく変わります。
毎日ふれるものだからこそ、照明やスイッチ、階段のデザインなど、細部までこだわることで、より愛着の持てる心地よい暮らしが実現します。
無駄のない動線設計
今回のお家では、暮らしやすさを考えた「回遊動線」を取り入れています。
玄関を入ると、アール壁の裏側に洗面スペースとトイレを配置し、帰宅後すぐに手洗いができる便利な動線を確保。
洗面とトイレを一緒に配置することで、トイレ用の手洗いを別に設ける必要がなくなり、コストを抑えながらも効率的な動線を実現しています。
これにより、手洗いスペースを共用できるため、無駄なスペースを省き、より広く使いやすい間取りになっています。
また、洗面スペースの先にはお風呂と脱衣室を設けており、スムーズな流れで移動できるようになっています。
さらに、キッチンから直接脱衣室へアクセスできるため、家事の動線が非常にスムーズです。
脱衣室には物干しも完備しており、洗濯物をその場で干すことができるので、洗濯から片付けまでの手間が省け、効率的に家事を進められる点もメリットです ^^
慌ただしく過ぎる毎日だからこそ、動線計画をしっかりと考えることで、家族みんなが快適に過ごせる時間が増え、暮らしの中に余裕が生まれます。
以上、「家族の時間を大切に、好きなものに囲まれて心地よく暮らす、空と緑を感じる家」をテーマにした、「吹き抜けのある2階建ての家」のご紹介でした!
今回ご紹介した 吹き抜けのある2階建ての家は、開放感と暮らしやすさを両立させた住まいです。
2階建ての家を設計する際は、採光・風通し・動線 を工夫することで、暮らしの快適さが大きく変わります。
「2階建てでどんな間取りにしよう?」「吹き抜けのある家って実際どうなの?」「家事がしやすく、家族とのつながりも感じられる家にしたい!」そんな方にとって、今回の事例が少しでも家づくりのヒントになれば幸いです ^^
また、SUBACOのYouTubeでは、こちらのお家をさらに詳しくROOM TOURでご紹介しています。
本日ご紹介したポイント以外にも、たくさんのこだわりや設計手法を取り上げていますので、気になる方は下記のリンクからご視聴ください!
「吹き抜けのある2階建ての家」(クリックするとSUBACOのYouTubeに移動します)
それでは次回の更新もお楽しみにお待ちください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
