洗濯排水位置
みなさんこんにちは、設計部の小林です。
先日、自宅の洗濯乾燥機にエラーが出て排水できず、困ったことがありました。
そのことをきっかけに、今回は洗濯用排水位置についてお話しようと思います。
最近は、洗濯機の下に「洗濯パン」を設置しないお家が増えています。
空間がスッキリ見えますし、洗濯機下の床掃除もしやすいなどのメリットがあります^^
洗濯パンがない場合、洗濯排水の位置は比較的自由に計画できます。
洗濯機の奥側、横側、手前側など、間取りや使い方に合わせて検討することができます。
そのため、お打ち合わせでは
見た目のスッキリ感、掃除のしやすさ、点検やメンテナンス性、洗濯機との納まり
などを踏まえて、お客様と一緒に位置を決めていくことが多いです。
ちなみに我が家は、見た目を優先して「奥側」に計画しました。
排水部分が目立たず、空間としてもスッキリ納まるので良い選択だったと思っています。
ただ、実際に住んで5年経ち、また違った気づきもありました。
ドラム式洗濯乾燥機を新居に住むと同時に使い始め、5年ほど経ったある日
突然「排水できません」というエラー表示が出ました。
説明書を確認すると、排水トラップの詰まりが原因の可能性があるとのこと。
そこで排水部分を確認しようとしたのですが、我が家は排水位置が奥側。
確認するためには、一度洗濯機を動かす必要がありました。

しかもその時、主人は長期出張中。
一人では動かせず、最終的には業者さんにお願いすることに…。
もちろん、設計段階でメンテナンス性については理解した上で、
我が家は「見た目」を優先して選択していました。
ただ、実際に生活してみると、
「数年に一度あるかもしれないメンテナンス」
の場面で、想像以上に差が出ることを実感しました。
(ちなみにですが、洗濯機の排水トラップは月に1回、最低でも半年に1回の掃除が推奨されているみたいです。
数年に一度程度と思い込み、恥ずかしながら私は全くそこを触ってこない人生でした・・・・><)
家づくりでは、どうしても“今の見た目”に目が向きやすいですが、
将来的な掃除・点検のしやすさ、不具合時の対応
など、“住んでからの使いやすさ”も同じくらい大切です。
洗濯排水の位置は小さな部分ですが、毎日使う場所だからこそ、暮らし始めてから意外と差が出やすいポイントの一つだと思います。
もちろん、どの位置にもメリット・デメリットがあります。
だからこそ、お客様の暮らし方や優先順位に合わせて、一緒にバランスを考えていくことが大切だなと、自宅に住んで改めて感じています。