設計の仕事　の寄りみち③

設計の仕事をしながらうろうろ寄りみちをしている訳ですが、寄りみち先でたくさんの人達と話をする機会があります。

住むお客様はもちろん、取引業者の方や、ショールームの方、異業種の方、さては役所の方などなど・・・。

違う立場の方の話は、いろんな考えや思いがあってなかなか面白く、時になるほどと思わせるような事もあり、とても勉強になります。

以前、ある家具メーカーの人と雑談してた時には、こんな事を言ってました。

「家具は置く器(空間)があって初めて映えるんです。だから、自分達が作る家具とそれが似合う空間を合わせて考えてもらえると、とても嬉しいんですよねー」

なるほどー。家具もそれだけでは活きてこない。

逆に言えば建物も、家具や雑貨や植栽など様々なアイテムがあって初めて、その家が映えてくるということになる。家に合わせてそのアイテムを考えてもらえると、とても嬉しく思います。

Subacoの家は、あれこれ飾り立てて目立たせる家、というわけではないのですが…。似合う家具や雑貨の幅が広い、とてもシンプルで普遍性の高い住宅かなーと思っています。

家具だけでなく、その他どんなアイテムでも心地よく映えてくれるよう、そんな住宅を考えていきたいと思います。

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