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秋空の下

2018.10.29 建築コラム

こんにちは。安良城です。

先日、青々とした秋空の下、

SUBACOの新しい現場で

地鎮祭が行われました。

SUBACOスタッフ総出で

参加させていただきました。

地鎮祭とは、これから始まる工事の無事を

祈って行われる儀式です。

その土地の神様を鎮め、土地を利用させて

もらうことの許しを得るために行います。

地鎮祭では地域によって儀式の内容が

異なることもありますが、基本的には

このような流れとなっています!

手水(てみず、ちょうず)

神事の会場に入る前に手水桶から掬った水で両手を洗い、

心身を浄めます。

修祓(しゅばつ)

開式の後、祭典の本儀に先立ち、

参列者・お供え物を祓い清める儀式です。

降神(こうしん)

神職が「オオー」と声を発して(「警蹕(けいひつ)」と言う)

降臨を告げます。

献饌(けんせん)

神に祭壇のお供え物を食していただく儀式です。

祝詞奏上(のりとそうじょう)

その土地に建物を建てることを神様に告げ、

工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。

四方祓(しほうはらい)

土地の四隅をお祓いをし、清めます。

地鎮(じちん)

斎鎌(いみかま)を使った刈初(かりそめ)、

斎鋤(いみすき)を使った穿初(うがちぞめ)、

斎鍬(いみくわ)を使った鍬入(くわいれ)等が行われます。

玉串拝礼(たまぐしはいれい)

神前に玉串を奉り拝礼します。

撤饌(てっせん)

酒と水の蓋を閉じ、お供え物を下げます。

昇神(しょうしん)

神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式です。

この後に閉式が行われます。

神酒拝戴(おみきはいたい)

土器(かわらけ)の杯にお神酒を注ぎ、

神職の合図で乾杯を行います。

こうして、工事の無事を祈り、現場がスタートします。

地鎮祭の歴史は古く、弥生時代から行われていたの

ではないかと言われています。

お家づくりには、さまざまな式典があり、

その歴史や意味を知るととても深いです。

まだまだ知らないことが多いので、私自身も

勉強していきます!!

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