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プランの作り方

2018.12.05 建築コラム
こんにちは、深澤です。
12月に入っても暖かいですね!
暖かいことはいいですが、ここまで暖かいと少し心配になりますね。
地球温暖化を実感してしまいます><
皆様は年末年始のご予定はお決まりでしょうか??
年末に向け忙しく、バタバタすると思いますので、
お体には十分お気をつけくださいね!!
今日はプランの作り方について、ご紹介したいと思います!
お家のプランニングはどのようなポイントから作っているのでしょうか??
「お客様の要望?」
「お家の外観?」
「間取り?」
考えてみるといろんなポイントがありますね。
もちろんどれも正解ですが、私が一番優先的に考えていること、
それは・・・・・。
「敷地の状況」です。
「敷地の状況」とは、お家を建てる土地の状況のこと。
敷地には日当たりに大きく関係する「方位」、道路の状況、近隣の建物の位置や窓の位置、
風向きや風が抜ける場所、景色の眺望具合、人通りや視線、などなど。
敷地にはいろんな条件があります。
「お客様の要望を優先したら、家が暗くなった。」
「外観をきれいにしたら、風通しが悪くなった。」
「やりたい間取りをつくったら、周辺から丸見えのリビングになった。」
そんなお家になってしまったら、元も子もないですね><
まずは敷地の条件から考える。
それがプランつくりの一番大切なところですね。
時には南側に大きい建物があり、たくさん窓を作られている場所もあります。
なかなか採光をとるのが大変そうですね・・・。
その半面、東側が平屋建てだったり、北側の道路の幅員が広く、
その向こう側には私鉄の線路があり、視界が抜けています。
また線路の向こう側には、きれいな山並が覗けたりします。
こんな状況を見て、
「2Fリビングで北側に大きな開口部を作り、山の眺望をリビングに取り入れたらどうかな?。」
「東側も抜けているので、朝日を取り入れたいな?。」
「あえて南側に水回りを作り、隣地の視線を塞ぎたいな?。」
などなど、その敷地から読み取れる解を導き出します。
その中で、お客様の要望を取り入れ、外観を美しく、
生活しやすい間取りを計画します。
一般の方がお家のことを考えると、間取りが優先したり、外観が優先したり、
要望が優先したりしがちですね。
「敷地を読み解き、プランを導く。」
ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは今日はここまで!
今後とも宜しくお願い致します!
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