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基礎工事について2

2020.01.24 建築コラム
こんちには、深澤です。
年始のスタートが落ち着き、ようやく通常の流れに戻ってきました><
世間では中国からの新型肺炎が問題になっていますので、
皆さまもお出かけの際はお気をつけくださいね><
私もマスク必須で対策したいと思います^^;
さて、先日は基礎工事についてご案内をさせていただきました。
本日もそんな基礎工事に触れていきたいと思います。
前回の内容で、掘り方工事、砕石敷きまでをご紹介しました。
本日は捨てコンクリート、墨出しについてご紹介させていただきます!
捨てコンクリートは「捨てコン」とも呼ばれるもので、基礎下に設けるものです。
捨てコンの目的の一つは、「墨出し」です。
「墨出し」とは、実際の建築現場に実寸の設計図を書くようなものです。
設計図に記載されている建物の外形や中心の位置を実際の地面に写していきます。
キャンパスの下絵のようなものですね^^
そんな下絵がガタガタの地面では、正確に記すこともできないですね。
捨てコンは地面を平にならすことができ、しっかりと基準線をつくることができるようにするものです。
捨てコンに強度は必要ありませんが、建物をつくるためにはとても重要な役割を果たしています^^
外周部に捨てコンを打設し、その下には「防湿シート」を施工しています。
防湿シートは床下の土台や大引きと言った木材が乾燥した状態に保ち、
蟻害(「ぎがい」シロアリの被害)や腐朽を防ぐための防湿対策の一つとして施工します。
床下の湿気が多いと床が結露したりカビが生えたり、よくないことが多いですね><
捨てコンを打設する前にはしっかりそんな点も大切にしています^^
捨てコンができたら、建物の位置が正確になっているかをしっかり確認します。
位置がズレると大変なことですね。。。
ここで間違えたら今後の工事にすべて影響してしまいます。
簡単に思えますが一番緊張する瞬間です。。。
しっかりと確認ができたら、次は配筋工事に入ります^^
それでは今回はここまで。
基礎工事だけでもなかなか長い道のりですね。。。
ただ一番家の「基礎」の部分です!!手を抜くことは許されません!!
ぜひ次回もお楽しみに^^
引き続き、宜しくお願い致します!
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