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基礎工事について4

2020.02.22 建築コラム
こんにちは、深澤です。
新型コロナウィルスが話題になっていますね。
これからの被害拡大がすごく心配です。。。><
建築業界にもこのコロナウィルスの影響が出始めています。
キッチンやトイレ、室内ドアやタオル掛けなど、
様々な商品が中国で製造されています。
この商品すべてが中国製というわけではなく、
商品に使う部材の一部が中国製で、その部材がないと商品が完成できないため、
納品遅延が起こっています。。。
製造できるメーカーがあっても、そのメーカーに発注が偏ってしまい、
同じような現象が起こってしまいます。。。
なかなか困った問題ですね><
いち早く被害が納まることを祈っています!
できる限り工事の進捗に影響が出ないよう、注力させていただきます!
さて、前回は「基礎工事-配筋工事」をお送りしました。
本日は「基礎工事-コンクリート」についてお伝えさせていただきます!
鉄筋ができると、次はコンクリートの打設を行います。
ではコンクリートはどのように施工されているのでしょうか??
通常コンクリートは2回に分けて、コンクリート打設工事を行います。
基礎のベース部分、立ち上がり部分の2回に分けています。
写真の赤の部分がベース部分、青の分が立ち上がりの部分です。
地面の接するベース部分、建物の柱や土台を支える立ち上がりの2つです。
SUBACOのお家は「ベタ基礎」という仕様になっており、耐震性も高い仕様になっています。
こんな型の基礎ですね。
床下の地面をすべて厚いコンクリートで覆うため湿気が建物に伝わりにくくなります。
そのため湿気による住宅の木材の腐食等の心配も減り、さらにシロアリによる被害も防ぎやすくなります。
そんなコンクリートは施工前に、コンクリート試験を行っています。
コンクリートの強度や粘り気、塩分濃度など、計画していたコンクリートと同じものが現場に届いているか、
現地で生コン車から採取し、固めてから破壊して強度試験を行います。
抜け目なく、しっかり確認することが大切ですね!
試験ができるとコンクリートを打設します。
鉄筋と鉄筋の隙間にコンクリートが入るよう、バイブレーターと言われれる、
振動を与える道具を使い、コンクリートの流し込みを行います。
しっかりコンクリートの打設ができたら、固まるまで養生期間に入ります。
この期間は夏場で3-4日、冬場で4-5日ほど。
養生を終えたら、無事基礎工事の完了です!
ざっくりとお伝えさせていただきましたが、
その他にも基礎工事の確認箇所がたくさんあります!
次回以降、詳細をお伝えができればと思います^^
次回の内容も楽しみにしててくださいね!
今後も宜しくお願い致します^^
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