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軒天について

2020.03.28 建築コラム

こんにちは。安良城です。

最近は暖かくなり、春日和な天気が続いていますね(*^^*)

ちらほら、桜も咲きはじめ春が来たんだなぁと感じています。

コロナウイルスの影響もあり、お花見は難しいですが桜を眺めているだけでも幸せな気持ちになります♪

これから満開になるのが楽しみです!

今回は軒天についてお話したいと思います!

軒天はお家のどの部分か分かりますでしょうか?

軒天は、屋根の外壁から外側に出ている部分(軒裏)のことを言います。

玄関部分に天井がある場合も軒天と言っています。

軒の天井という意味ですね!

そんな軒天はどんな役割をしているのでしょうか?

まず1つ目に、外観のデザインになります。

軒天がない場合、下からのぞくと構造体(垂木や野地板)が丸見えになってしまいます。

そうなると機能性も失ってしまいますし、見た目も悪いため軒天をつくります。

2つ目は延焼防止です。

もし火事で窓から火の手が上がってしまった場合、屋根裏まで炎が一気に広がりあっという間に、屋根が燃え尽きてしまいます。

軒天があることで燃え広がるのを抑えてくれますし、軒天は不燃材料を使用し被害拡大を防止します。

3つ目は雨・日差しによる外壁劣化防止です。

軒天があるお家(軒の出が長い家)では雨や太陽光を遮り外壁を守ってくれます。

そのため外壁の劣化を防ぐことができます。

軒天のないお家はスタイリッシュでかっこいいのですが、軒天があるお家に比べて劣化しやすいのです。

4つ目は、屋根裏の換気です。

軒天に穴が開いているお家を見たことがありますでしょうか?

これは屋根裏に溜まる湿気を出排出し内部結露を防止する役割をしてくれるのです。

軒天には様々な役割があるんですね( ゚〇 ゚)!

お家にはなくてはならない大切な場所です!

さてそんな軒天にはどんな材料を使用しているのでしょうか。

SUBACOのお家では、パプル繊維混入セメント板やレッドシダー(米杉)などがよく使われます。

屋根の色に合わせる方も多いのですが、アクセントに木目調の軒天や、実際の木を使用される方も多いです。

みなさまのお家はどんな軒天でしょうか?

ぜひ、いろんなお家を見てみてくださいね(^A^)

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