雨樋について
2020.04.25 建築コラム
こんにちは。安良城です。
本日は、雨樋(あまどい)についてお話したいと思います。
雨樋はみなさまのお家にも設置してあると思います!
雨が降ると屋根はたくさんの雨滴をその表面で浴びてしまいます。その雨から建物が濡れないよう守ってくれるものです。
屋根に落ちた雨水は屋根の傾斜にそって下方へ流れ、
普通であれば軒先から地面へ落下しますが、
それだと壁や家の土台を濡らしてしまうため、
軒下で雨水を受け止め、それを排水口まで誘導する通路が必要になります。それが雨樋なのです!
雨樋の基本となる種類(パーツ)が軒樋(のきどい)です!
この軒樋が屋根の上を流れてきた雨水を地面に落とさずに受け止めます。
軒樋が集めた雨水を地面に運ぶのが、竪樋(たてどい)と呼ばれる種類の雨樋になります。
外壁に並行して取り付けられ、円形のものが多く、雨水が周囲に飛散するのを防ぎます。
そして軒樋と竪樋の接続部にあたるのが樋集水器です。じょうごや枡の形状をしています。
お家を守ってくれる大切や役割をしてくれる雨樋ですが、
外壁や屋根に合わせて色や形も様々なものがあります!
SUBACOではサッシの色に合わせて、雨樋の色を決めたりしています。
またスマートでカッコいいものがお好みの方は、四角型でシンプルなデザインの雨樋を選ばれる方もおられます。
外壁や屋根だけではなく雨樋も外観の印象を大きく変えてくれる箇所になりますので、ぜひ色々調べてみてくださいね(^^)