OGK safari chair beech-linen(オー・ジー・ケー・サファリチェア)
2020.06.06 建築コラム
こんにちは。桂です。
建築のディティールや
SUBACOの採用している細かい仕様を
お伝えしている当ブログ。
今回は少し趣向を変えて、おすすめのプロダクツと
その魅力についてお伝えしたいと思います。
皆さんはリビングでどのように過ごされていますか?
ソファに座る。床に座る。ソファを背もたれにして床に座る。
など、様々な過ごし方がありますね。
それぞれに落ち着く過ごし方を持たれているかと思います。
そこで新たなご提案。
今回ご紹介するのは、一人がけのローチェアです。
木の棒と、リネンで構成されたデイチェア。
組み立て式となっておりますので
公園やキャンプに持って行って、現地で組み立ててくつろぐ。
そんな使い方も可能です。
もちろん、組み立て分解は容易なように、合理的に作られたプロダクトです。
さすがヨーロッパの合理主義は筋金入りです。
それでは、どんなチェアなのか写真を交えてご紹介いたします。
まず、ダンボールから出すとこんな感じの袋が現れます。
![](/__blog/common/img/edit/images/IMG_20200606_150912.jpg)
え、小さい、、。
そして袋から中身を出すとこんな感じです。
![](/__blog/common/img/edit/images/IMG_20200606_151358.jpg)
これがイスになるの?
ごくごく限られたパーツと、最小限のファブリックで美しく構成されたチェアです。
それでは、組み立ててみましょう。
![](/__blog/common/img/edit/images/IMG_20200606_152159.jpg)
中に簡単な説明書も入っています。すごく簡単な説明書です。
![](/__blog/common/img/edit/images/c8.jpg)
手順に沿って組み立てます。
![](/__blog/common/img/edit/images/c2.jpg)
ここでご注意。リネンでできた座面と背もたれには表と裏があります。
お間違えなきよう慎重に組み立てを行ってください。
私は座面と背もたれどちらも表と裏を間違えてやり直しました、、。
一度間違いを起こせばもう二度とはしないと思います。
最初は失敗もよいのかもしれません。
そして、背もたれの差し込み方向も決まりがあります。
入れ口を確認すると大きい方と小さいほうがあります。
もちろん、ここも小さいほうから入れようとして
「入らない!固い!」と汗をかいたことは言うまでもありません。
みなさんも一度は同じ過程を通ると
完成後により親しみが湧くかもしれませんね。
![](/__blog/common/img/edit/images/c1.jpg)
さあ、完成まではもう一息。
座面と背もたれがついたことで構造としてはほぼ安定。
イスの形をしています。
![](/__blog/common/img/edit/images/c4.jpg)
最後に、頑丈なロープを輪っかにしたものをイスの両足首に回して、
ぐるぐると締め上げます。
そうすることで足と足がかっちりと決まるのです。
すばらしい。
そして、構造が安定する。
![](/__blog/common/img/edit/images/c3.jpg)
非常に合理的で、シンプル。
美しい構成のイスが完成いたしました。
このイスが完成するまで、写真を撮り、表裏を間違い、入れる穴を間違って
もたもたしながらで10分ほどでした。
次回からはひょひょいと作れることでしょう。
正味、5分あれば十分に作ることができるイスです。
分解はより簡単です。
ただひもを外して、棒を抜き、生地をたたんでバッグにしまう。
ただそれだけです。
家の見学だけでなく、インテリアのご参考にご来場いただくのも
一つの楽しみ方かもしれません。
まだ、若干名のご予約は受け付けておりますので、
気になる方は、お早めにお問い合わせください。
日曜日の方がまだ少しご予約に余裕がございます。
それでは、次回は同じコンセプトのソファをご紹介いたします。
よろしくお願いいたします。
私はこちらのショップで購入しました。(英語ですが大体わかる感じの丁寧なサイトです。)
カードの利用も可能です。
写真 フィニッシュデザインショップ
![](https://www.subaco-jp.com/wp-content/themes/subaco/common/img/concept-btn.png)