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【第3回】平屋と二階建の選び方|施工事例紹介

2025.04.12 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

気づけば4月も折り返し地点ですね。

新生活にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか?

体調を崩しやすい時期ですが、気を付けてお過ごしくださいね ^^

 

さて、今週のテーマは「平屋と二階建の選び方」についてお話いたします。

「家を建てるなら、平屋と二階建て、どちらがいいだろう?」と、注文住宅を検討している方なら、一度は悩んだことがあるテーマではないでしょうか?

「平屋は動線が楽で暮らしやすそう」「二階建てなら土地が狭くても部屋数を確保できる」など、それぞれに魅力があり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いかと思います。

家づくりは、一生に一度の大きな決断です。

せっかく家を建てるなら、自分たちのライフスタイルに最適な家を選びたいものですよね。

そこで今週のコラムでは、3回にわたって平屋と二階建て、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

さらに、最終回では実際の施工事例を交えながら、リアルな暮らしのイメージをご紹介します。

これから家づくりを考えている方々にとって、ぜひ参考にしていただければ幸いです ^^

 


 

【 第3回:施工事例で見る!平屋・二階建ての暮らし 】

前回のコラムでは、「二階建てのメリットとデメリット」についてご紹介いたしました。

(まだお読みでない方はこちらからご覧いただけます)

本日のコラムでは、「平屋」と「二階建て」の実際の施工事例を通じて、それぞれの暮らし方やメリット・デメリットを比較してみたいと思います。

実際の住まいを見ることで、どのような点に気をつけるべきか、どんな設計が自分たちに合っているかが具体的にイメージいただければ幸いです ^^

それでは、実際の施工事例をご紹介しながら、平屋と二階建ての違いを詳しく見ていきましょう!

 

【 平屋事例:家族の時間と暮らしを守る、静けさと暮らす家 】

今回ご紹介する平屋のお家は、家のどこにいても中庭の緑を感じられる設計が特徴で、自然との調和が感じられる空間が広がっています。

勾配天井を活かした開放感のあるリビングには、畳を採用し、家族がゆったりと過ごすための居心地の良い時間が流れます。

四季の変化を感じながら快適に暮らせる平屋のポイントをご紹介いたします!

 

〈 ポイント 〉

① シンプルな形をした外観とコスト面のメリット

極限まで無駄を省いたコンパクトな形状の平屋。

耐候性と耐久性に優れたガルバリウム鋼板の外壁を採用し、シンプルな外観に仕上げることで周囲の環境と調和し、美しい印象を与えます。

シンプルな形を採用することにより、建築面積や材料費を最小限に抑えられるため、コスト削減が可能に。

過度な装飾や複雑な構造を避けることで、建設費用を効率的に管理し、予算内で理想的な住まいを実現することができます。

さらに、窓を少なく配置することで、プライバシーの確保とともに、外観全体をシンプルで落ち着いた印象に仕上げています。

シンプルで機能的な外観にすることで、デザイン性とコストのバランスを両立できるため、無駄なく理想的な住まいを実現できます。

② 平屋ならではの効率的な家事動線

平屋ならではの効率的な家事動線は、すべての部屋が一階に集約されているため、非常にスムーズに動けることが最大の特徴です。

今回のお家では、脱衣室には洗濯物を干すためのパイプやカウンターを取り付け、洗濯後の作業を効率よく進められるように工夫されています。

また、脱衣室には直結したウォークインクローゼットを設け、洗濯したお洋服をそのまま収納できるような設計にすることで、各部屋に戻す手間が省け、日々の家事が格段に楽になります。

このように、平屋のコンパクトな動線を最大限に活かした間取りで、家事の効率を大幅に向上させることができます。

③ プライバシーを確保した中庭

今回のお家は、北側・西側・南側が道路になっている敷地のため、道路側の外観には窓を設けず、代わりに中庭を取り入れています。

窓を設けても隣家の視線が気になり、カーテンを閉めっぱなしにすることが多いですが、中庭を設けることで、隣家の視線を気にせず、プライバシーをしっかり守りながら、開放的でリラックスできる空間が生まれます。

プライバシーを確保しつつ、日の光や風、そして植栽の緑を取り入れた落ち着きのある空間が完成し、家族がゆったりと過ごすための特別な場所として機能します。

④ 床面積を無駄使いしない設計

限られた床面積を最大限に活かすため、勾配天井の一番高い部分は、施主様がお仕事できるワークスペースとして空間を活用。

ワークスペースからはLDKを見渡すことができ、家族の様子や小さなお子様の動きを確認できるため、安心して仕事に集中できるのがポイントです。

また、デッドスペースになりやすい階段下には収納を設け、お子様のおもちゃや小物をすっきりと収納できるように工夫しています。

これにより、リビングが常に整理整頓され、快適な空間が保たれます。

さらに、収納のドアは壁と同じ漆喰仕上げにすることで、空間に差異を感じさせず、統一感を持たせています。

平屋でも最大限に床面積を活用するため、こうした細かな工夫が詰め込まれており、機能性とデザイン性を兼ね備えた暮らしやすい空間を実現しています。

今回ご紹介した平屋のROOMTOUR動画は、こちらからご覧いただけます!(クリックするとSUBACOのYouTubeチャンネルに移動します)

 


 

【 二階建事例:家事動線にこだわった開放感のある理想の住まい】

今回ご紹介する二階建のお家は、効率の良い家事動線を考慮した設計が特徴です。

家事や生活の動線がスムーズで、家族全員が快適に過ごせる工夫が満載。

吹き抜けリビングとオープン階段を取り入れたことで、開放感を感じられる空間が広がり、家全体に明るく開放的な雰囲気が漂います。

四季の変化を感じながら、快適に心地よく暮らせるポイントをご紹介いたします!

 

〈 ポイント 〉

① 効率的な家事動線

二階建て住宅では、家事動線を効率的にするために、各階の配置や動線に工夫を凝らすことが大切です。

今回のお家では、LDK、脱衣室兼ランドリールーム、トイレ、洗面所を一階に集め、家事動線を直線的に配置することで無駄な移動を減らし、効率的な動線を実現しました。

二階には、寝室やウォークインクローゼットなどのプライベート空間を配置し、家事がスムーズに進むように配慮された設計となっています。

これにより、家事の負担を軽減し、生活しやすい環境が整っています。

② 吹き抜けリビングで開放感を演出

二階建て住宅において、吹き抜けリビングは空間の広がりと開放感を演出する重要なポイントです。

高い天井や大きな窓を活用して、明るい光を取り入れることで、広々としたリビングを作り出し、家族がリラックスできる心地よい空間が生まれます。

リビングとダイニングがつながったオープンな空間は、家族がゆったりとくつろげる場所として機能し、自然にコミュニケーションが生まれる場となります。

さらに、吹き抜けリビングとオープン階段を組み合わせることで、空間により広がりを持たせ、視覚的にも開放感を感じさせる設計となっています。

③ 視界の抜けを駆使した設計で実際の帖数よりも広く見せる工夫

LDKの入り口の先に窓を設け、視界の抜けを作ることで、実際の広さよりも広く感じさせる工夫を施しています。

視線の先に開口部を設けることで、空間に奥行きと開放感を生み出し、より広々とした印象を与えます。

また、今回のお家では、視界の抜けた先にお庭とウッドデッキを配置し、床が繋がっているように見せることで、さらに広がりを感じることができます。

この細かな設計が、空間を一層開放的にし、居心地の良い広がりを作り出すポイントです。

④ 日常を彩る階段デザイン

階段は、二階建てならではの重要なポイントであり、日常を彩る大切なインテリアデザインです。

シンプルなリビング空間に黒の鉄骨階段を組み合わせることで、モダンでスタイリッシュなアクセントが生まれ、空間に洗練された印象を与えます。

鉄骨のシンプルで力強いデザインが、リビングの落ち着いた雰囲気と見事に調和し、視覚的にも魅力的な要素となります。

二階建てならではの空間設計において、特に工夫したいポイントの一つです。

今回ご紹介した二階建のROOMTOUR動画は、こちらからご覧いただけます!(クリックするとSUBACOのYouTubeチャンネルに移動します)

 


 

以上、「平屋と二階建の施工事例」についてご紹介いたしました!

平屋と二階建、それぞれの特徴を活かした設計は、住む人のライフスタイルや家族構成に大きく影響を与えます。

平屋の開放感と効率的な動線、二階建の広がりとプライバシーの確保など、それぞれの良さを活かすための工夫が施されています。

家づくりにおいて、どちらがより自分たちに合っているかを考え、理想の住まいを形にするための参考にしていただければと思います!

気になる点があれば、ぜひスタッフにご相談くださいね ^^

 

それでは次回の更新もお楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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